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学生ビザへ切り替え

ワーキングホリデーから学生へ切り替え

近年増えてきたのが、ワーキングホリデーから学生ビザへの切り替えです。ワーキングホリデーでは半年しか通学できませんので、帰国前にきちんと学生として勉強がしたい・・という理由が一般的です。

ただ実際のところは、カナダにもっと滞在したいがワーキングホリデーは延長が出来ないから学生ビザに切り替える、というケースです。観光に切り替える方法もありますが、半年しか滞在できないですし、学校へ通う事も出来ません。学生ビザで専門学校へ行けば、またCo-opやPost Graduation Work Permitにつながるコースであれば働くチャンスがありますし将来の可能性が広がります。ただし、学校へ通う訳ですから、一定の資金が必要です。

手続きについて

ワーキングホリデーから学生への切り替えは、学生ビザの延長とほとんど同じ手続きですので、詳しくは学生ビザ延長のページをご覧下さい。申請料金は125ドルです。申請のポイントは以下の通り。

・申請書1ページ目一番上の「I AM APPLYING FOR」は、Bの「Application to Change Conditions or Extend Your Stay in Canada as a Student」をチェック

・申請書2ページ目のD:MY REQUESTで、一番右にある「Change Conditions」をチェックする(重要)

・過去の成績証明は提出不要

・申請理由には、「ワーキングホリデーでは出来なかった事を学生ビザで行う」という考え方が無難。長期滞在や不法就労を臭わせるような理由を書いてはいけない。

注意点など

一般的に、長期でカナダに滞在した人が改めて別のビザの申請をする時は、移民局から申請理由を疑われる前提で考えてください。移民局が取り締まりたいのは、「本来のビザ目的とは違う理由があるのではないか」「滞在延長が目的ではないか」「不法就労の可能性が無いか」といった事ですから、その疑いの目にひっかかるような事を少しでも書いたらアウトです。

何故その勉強をしたくなったか、カナダで長期滞在したにも関わらず何故まだカナダに滞在するのか、学校が終わったら日本に帰るつもりなのか・・という点を出来れば申請理由(申請書内)に書いてください。

特にCo-opプログラムを申請する人は注意が必要です。2012年の現時点では、申請自体が却下されたり、本来はCo-opビザ(就労ビザ)が初めからおりるところを学生ビザしか下りなかった等が多いです。審査が厳しい理由は、Co-opビザを入手する事で、ワーキングホリデーで働いていた職場でそのまま働くのではないか、という疑いがあると考えて間違いないでしょう。たとえ初めからCo-opビザが下りなくても、プログラムの後半で実際にCo-opになった時に改めてビザ申請をします。その時はCo-opビザだけ申請しますが、これには手数料はかかりません

観光から学生へ切り替え

現在観光でカナダに滞在している人は、カナダ国内ではビザの申請が出来ないルールになっています。従って学生ビザへ切り替えるには、カナダ国外の領事館でビザ申請をする事になります。一般的な方法は

1)日本に一時帰国してオンライン申請(またはマニラ郵送申請)

2)アメリカにあるカナダ領事館へ郵送で申請する

のどちらかの方法をとるのが一般的です。

アメリカにあるカナダ領事館へ申請する場合、2012年6月よりロサンゼルスまたはニューヨークにあるビザオフィスのみが取り扱いをする事になりました。(それ以前のように在シアトル領事館は利用出来なくなりました) 2012年にカナダ移民局は、各国のビザオフィスを次々と閉鎖し、オンライン申請への移行を進めています。その中での、アメリカ国内ビザオフィス数の削減でした。

ビザ切り替え・申請にあたっては、経験や知識のある留学センターやビザコンサルタントに相談をしましょう。

免責
当サイトに掲載する情報は、あなたのビザ申請にあたってアドバイスをしたり申請結果を保障するものではありません。カナダのビザに関するルールは毎年大きく変化しており、サイトにある情報の正当性はあくまでご本人の責任でご判断下さい。正しい情報はカナダ移民局各国のカナダビザオフィスのウェブサイトにて確認できます。当ホームページをご覧になって申請した結果、なんらかの問題が生じた場合も、管理人は責任を負いません。ビザ手続きは有資格者のアドバイスに基づき慎重に行う事をお薦めします。

ビザの表現について
本来のビザとは査証(VISA)の事を指しますが、日本人はカナダのVISAが免除されています。このホームページで言う「ビザ」とは本来のVISAではなく、就学や就業をするために必要な各種「許可証」の事で、英語では「Permit」と呼びます。ただ日本語ではこれら許可証の事を、便宜上ビザと呼ぶ慣例があり、混乱を避けるため慣例に従いPermitの事をビザと表現します。