HOME > 就労ビザ > リブインケアギバー

リブイン・ケアギバービザ

日本と比べて圧倒的に共働き夫婦の多いカナダでは、住み込みで子供や老人の面倒をみてもらえる人材の需要が高くなっています。

カナダではデイケアセンター(特にチャイルドケアセンター)が需要に追いついていないエリアが多く、家の広さに余裕のある家では、子供を施設に預けるのではなく人を住み込みで雇うケースも増えています。実際、チャイルドケアセンターの費用はばかになりません。子供が2,3人でもいるのなら、在宅ケアギバーを一人雇った方が安上がりで手間もかからない、という現実もあります。

このように、家族(子供、老人)の面倒を見る人を住み込みで雇う事を、リブイン・ケアギバーナニー住み込みナニーなどと呼びます。

そしてリブインケアギバーの需要が高いカナダでは、この仕事が出来る外国人を積極的に集めたい思惑から移民権取得に対する特権を与えており、移民手段としてとても話題になっています。簡単に言うとリブインケアギバーとして2年間働くと、移民権の申請が出来ます

リブイン・ケアギバーとして働く

申請の条件

リブイン・ケアギバーの就労ビザを申請するための条件は以下の通りです。
詳細はこちらのページからご覧下さい。
http://www.cic.gc.ca/english/work/caregiver/apply-who.asp

  1. 6ヶ月のケアギバーとしてのトレーニング
    • または過去3年以内で1年以上の有給ケアギバー経験、もしくは関連する職種での経験
  2. 高校卒業か同等の学歴
  3. 雇用主が既に決まっていること
  4. ポジティブLMOを取得していること

1のトレーニングの内容ですが、例えば子供の居る家でケアギバーをする場合、子供のケアをするトレーニングの含まれたコース、または児童教育系のプログラムを半年以上受けていれば条件を満たす事になります。もし障害をもった子供がいる場合は、障害児のケアがプログラムに含まれている必要があります。老人の場合は、老人介護の授業もコースに含まれている必要があります。ケアギバーとしてのプログラムを提供する学校は、もともと上記のような必要な項目を全てカバーしている事があります。

1年以上の関連職種での経験は、日本の経験でも問題ありません。過去3年以内に、どこかでケアギバーとしての仕事をしていたり、チャイルドケア・シニアケアセンター(日本で言えば、保育園・幼稚園や老人ホームなど)での仕事や、看護師としての経験が一年以上あれば、条件を満たす事になります。

またビザ申請では、雇用主(住み込みをする家)が見つかっている事も前提です。この人たちの事を通常はスポンサーと呼びますが、リブインケアギバーとして働く事の同意をお互いがしておく事も、ビザ申請の大前提です。

リブインケアギバーは、条件を満たすのは比較的簡単ですが(最短でも半年の通学でカバーできるから)、結局はこの雇用主を見つける事が就労ビザへのキーポイントとなります。

あとは、ビザ申請前に、通常の就労ビザ申請と同じようにHRSDCへ、LMOの申請をして、ポジティブLMOを取得している必要があります。

申請の流れ

申請の条件を満たしていれば、以下のように申請を進めてゆきます。

LMOの申請→ポジティブLMOの取得
        ↓
雇用主と契約書を交わす
        ↓
申請料150ドルを支払ったうえで、就労ビザの申請書を提出する

申請書パッケージは以下のページからダウンロード可能です。
http://www.cic.gc.ca/english/work/caregiver/apply-how.asp

リブイン・ケアギバーから移民

リブインケアギバーとして一定期間就労すると、永住権の申請を行う事が出来ます。
詳しくは以下のページから詳細を確認できます。
http://www.cic.gc.ca/english/work/caregiver/extend-stay.asp#resident

上記ページによると、以下の条件を満たしていれば、リブインケアギバーのクラスで移民申請をする事が可能です。

  • 以下のどちらかの勤労時間を満たしていること
    • 24ヶ月のフルタイムの雇用、または
    • 計3900時間の勤労時間(最低22ヶ月以上で、390時間までのOver Timeも加算可能)
  • リブインケアギバー就労ビザで入国してから4年以内であること

リブインケアギバークラスでの移民申請は、資金状況や婚姻状況などで審査が影響される事が無いと説明されているため、条件を満たして審査すれば却下される事はまずありません。(上記ページの下記文面参照)
Your application is not affected by your financial situation, skills upgrading in Canada, volunteer work, marital status or the number of family members you have in your home country.

また移民申請をした場合、同時にオープンワークパーミットも申請する事が出来ます。つまり移民申請の条件を満たして手続きをした後は、雇用主を変えて自由に働く事が可能です。(上記ページの下記文面参照)
You can apply for an open work permit at the same time that you apply for permanent resident status. An open work permit allows you to take any job you wish.
移民申請には時間がかかりますから、それまでの間も住み込みで仕事を続ける必要が無くなり、申請者の自由度が格段にアップした事になります。

リブインケアギバーの移民申請は、資格をもったコンサルタントと一緒に進める事をお薦めします。

免責
当サイトに掲載する情報は、あなたのビザ申請にあたってアドバイスをしたり申請結果を保障するものではありません。カナダのビザに関するルールは毎年大きく変化しており、サイトにある情報の正当性はあくまでご本人の責任でご判断下さい。正しい情報はカナダ移民局各国のカナダビザオフィスのウェブサイトにて確認できます。当ホームページをご覧になって申請した結果、なんらかの問題が生じた場合も、管理人は責任を負いません。ビザ手続きは有資格者のアドバイスに基づき慎重に行う事をお薦めします。

ビザの表現について
本来のビザとは査証(VISA)の事を指しますが、日本人はカナダのVISAが免除されています。このホームページで言う「ビザ」とは本来のVISAではなく、就学や就業をするために必要な各種「許可証」の事で、英語では「Permit」と呼びます。ただ日本語ではこれら許可証の事を、便宜上ビザと呼ぶ慣例があり、混乱を避けるため慣例に従いPermitの事をビザと表現します。